みなさん、こんにちは。 スタッフの中土です。
6月に入り気温が30度を超える日もあり、グッと暑くなったと感じます。
「新しい生活様式」ではマスクの着用が感染防止の基本ですが、
気温が高まる中でマスク着用は息苦しさを感じます。
息苦しさを感じる原因として、マスク着用時に
隙間がないようしっかりと着けると、呼吸をした際
肺への負担が大きくなります。
また自分が吐き出した空気を再び吸引する割合が高くなり、
新鮮な空気を吸引しにくいという点があります。
さらに運動中のマスク着用は、息苦しさに加え
熱中症になるのではないかという不安を感じるぐらい
辛く感じることがあります。
そこで今日は、運動中のマスク着用について・
熱中症の対策ポイントを紹介します。
マスクを着用して運動を行うと、体温を下げにくくなり、
熱中症のリスクが高まります。
マスクを着用して運動を行う場合と、していない場合とで比べると、
心拍数や呼吸数、血中二酸化炭素濃度、体感温度が上昇するなど、
身体にかかる負担が大きくなります。
★ポイント★
■マスク着用時、強い負荷の運動は避ける
無理な運動は避け、ゆとりをもって行います。
■こまめな水分補給
マスクを着用していると、マスク内の湿度が上がり、
水分が足りていると錯覚して脱水症状を起こしやすくなります。
のどが渇いていなくても、こまめな水分補給を心掛けましょう。
15分・20分と時間を決めて行うのもいいですね。
塩分も一緒に取ってあげるとさらにいいですね!(飴など)
■ マスクを外して休憩
周囲の人との距離を十分にとれる場所で、
適宜マスクを外して休憩します。
■自宅で静養
体調がいつもと何か違うと感じたら、無理せず
自宅でゆっくり過ごしましょう。
運動中だけでなく、これからの時期、日常でもマスク着用時の
熱中症のリスクが高まります。
感染予防と熱中症の両方を予防しなくてはいけない状態で、
体調管理が大変ですが、健康に大切な「運動」「栄養」「休養」「楽しみ」を
バランスよく実践して、この状況を乗り切って行きましょう!
お体のこと、健康管理のことでお困りのことがありましたら、
お気軽にスタッフまでご相談ください。
参考資料:厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_coronanettyuu.html