武蔵境ダイアリー

メディカルフィットネスクラブ武蔵境/ヴァリュウスイミングスクール

スーパーフード卵の魅力

皆様、こんにちは。

 

メディカルフィットネスクラブ武蔵境の菊池です。

 

本日は「卵」についてお話します。

 

卵といえば、私たちにとても身近な食品でありながら、完全栄養食とも言われるスーパーフードです。コンビニやスーパーがある所であれば簡単に手に入りますし、安価なのも嬉しいですよね。(最近、値上がりしていると言われていますが)

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本日はそんな卵の魅力を改めて見ていきましょう。

 

では、まず簡単に卵の栄養価から見ていきましょう。

主な栄養素として、タンパク質、脂質、鉄やセレン、ビタミンDビタミンB2、B12などがあります。

タンパク質は卵白に豊富に含まれ、その他の多くの栄養素は卵黄の部分に含まれています。

 

卵の栄養素を摂るなら全卵で食べるのがおすすめです。

 

また、ひと昔前の話ではありますが、卵といえば気になるのがコレステロール

確かに卵1個あたり(50g換算)に含まれるコレステロールは210㎎と食品の中では高めの値です。

しかし、食品からのコレステロール摂取=総コレステロール値の上昇につながるという科学的根拠は示されていません。

 

さらに、卵の卵黄と卵白それぞれに、総コレステロール値を下げる、といった研究報告もされています。(HDL善玉コレステロールの値は上昇したという結果もあり)

 

コレステロール値については、飽和脂肪酸を摂取すると上昇することが分かっていますので、卵を避けるよりも、揚げ物やスナック菓子、インスタント食品を日常的に食べないことの方が重要です。また、不飽和脂肪酸を摂取すると改善しますので、気になる方は良質な油を摂りましょう。

※体質としてコレステロールに反応しやすい方はいるようなので、そういった方(例、家系的に高コレステロール体質)は卵に限らず食事内容に注意してください。

 

さて、卵について少し知ったところで、次は食べ方にも注目しましょう。

卵の調理方法はたくさんあるので、各々が食べやすい方法を選べばよいのですが、少し注意点があります。

 

「タンパク質の摂取」を目的とした場合、生食は控えましょう。

卵は火の通り具合で、体内におけるアミノ酸の吸収率が変わります。

 

生卵の状態ですと、アミノ酸の結合がとても強く6割ほどしか消化吸収できない、という欠点があります。(卵かけご飯とか美味しいですけどね)

 

半熟の状態ですと9割以上吸収されるうえに消化も早いと言われていますので、タンパク質をしっかり摂りたい場合は、少し意識してみると良いでしょう。(固ゆでは消化に少し時間がかかります)

また、卵に限らず、生食はアレルギーを引き起こしやすい傾向にあるので、ある程度火を通すことをおすすめします。

 

ちなみにビタミンB群を効率よく摂取したい場合、加熱に弱いので生卵がおすすめです。

摂取したい栄養に合わせて調理法も変えていけると良いですね。

 

これから、ますます暑くなり夏バテによる栄養の偏りが心配されますが、卵をうまく活用して元気に乗り切っていきましょう!

 

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本日は以上です。ありがとうございました。

 

参考資料

「卵とコレステロール~科学的根拠に基づいた知見~」監修:菅野道廣、近藤和雄、磯博康

「鶏卵の知識とおいしさ」著:峯木 眞知子

「各論 脂質」厚生労働省、日本人の食事摂取基準(2020年版)

「栄養学の基本がまるごとわかる事典」著:足立香代子

 

 

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