皆さんこんにちは。
メディカルフィットネスククラブ武蔵境の菊池です。
本日は「食事誘発性熱産生」についてのお話しです。
何ですかそれ?という方もいるかもしれません。
読んで字のごとく、食事によって熱エネルギーが生まれますよ、ということです。
人間の代謝活動には大きく3つ
・基礎代謝
・活動代謝
・食事誘発性熱産生
があります。
今回お話する食事誘発性熱産生は、
食事をした後、安静にしていても代謝量が上がりますよ、という仕組みです。
栄養素を吸収、分解する際に(代謝)一部が熱エネルギーとして消費されます。
*主に胃・小腸・大腸などの消化器官でおこります。
なんともお得ですよね。食べているのに、エネルギー消費活動が増えるのですから。
では、食事誘発性熱産生を活性化するためには、どういった事を気をつければ良いのでしょうか。
まず1つ目、食べるものを選択する。
熱産生は何を食べても同じように起こるわけではありません。
一番多く熱を生むのはタンパク質(摂取エネルギーの30%)次に糖質(6%)
脂質(3%)となっていて、通常の食事では混合されるので10%程と言われています。
なので、活性化するためには、固形のタンパク質を多めにとる意識が良いでしょう。
2つ目、よく噛むこと
食事の際に、よく噛むことで顎の筋肉が使われます。
また、食べたものが細かくなることで消化吸収されやすくなる為、熱産生の効果アップが期待出来ます。
余談ですが、タンパク質を多く摂取すると熱産生を活性化しますし、筋肉の合成・分解抑制にも繋がります。
筋肉が増えると体温や基礎代謝も上がるだけでなく、更に熱産生の効率もあがります(体温が高いと消化器官が良く働くため)
よく食べて、良く動いて、エネルギーの燃えやすい身体を作りましょう。
本日は以上です。ありがとうございました。
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