武蔵境ダイアリー

メディカルフィットネスクラブ武蔵境/ヴァリュウスイミングスクール

口呼吸が与える脳への影響

こんにちは。

メディカルフィットネスクラブ武蔵境の中村です。

今年の夏は朝顔を育てています。
先日、蔓を巻きなおそうとして折ってしまったのですが…脇から別の蔓が伸びて来ました。

朝顔の生命力はすごいですね!

毎日厳しい暑さですが、朝顔に負けないよう食事・睡眠・運動を見直して元気に過ごしましょう。

 

さて、今回は口呼吸が与える脳への影響についてお話したいと思います。

口呼吸は口内が渇き、風邪をひきやすくなったり、歯並び悪化や虫歯など口に関する問題の原因ともいわれていますが、脳にも影響があることをご存知ですか?

口呼吸と鼻呼吸で前頭前野(脳の一部)の酸素消費量を比較した研究でわかったことがありました!

「気づくと口呼吸になっている」「子供の口がいつも開いている」という方は必見です。

 

まずは脳の前頭前野についてです。

前頭前野は脳の前側(おでこの後ろ)にあり、ヒトへの進化の過程で大きく発達した部分です。

記憶や思考、感情のコントロールなど生活する上で重要な機能(認知機能)が集まっています。

 

では、その前頭前野は口呼吸によってどのような影響があるのでしょうか?

前述の研究より“口呼吸は鼻呼吸より前頭前野の酸素消費が多い”ということがわかりました。

酸素消費が多いということは“休む暇がなく疲労する”ということです。

前頭前野疲労すると機能がうまく働かなくなり、注意力や学習能力の低下、情緒不安定などに繋がります。

口呼吸によって、このような影響があるんですね。

呼吸は何気なくしていると思いますが、口呼吸を自覚している方がいらっしゃるのであれば、鼻呼吸を意識しましょう!

 

脳の機能を低下させないためには呼吸にも注意が必要ということがわかりました。

これからも気になることをシェアさせていただきますね。

まだまだ暑い日が続きますが、ご自愛くださいませ。

皆様のご来館をお待ちしております。

健康管理・身体管理で不安がある方や、ご不明な点がある方は、気軽にご相談くださいね。

 

 

引用:佐野 雅之, 佐野 伸一, 岡 直樹, 吉野 健一郎, 加藤 俊哉 口呼吸による前頭前野の酸素負荷の増加:ベクトルベースの近赤外分光法研究。ニューロレポート。2013年4月24日;17(935):40-10。DOI: 1097.0000000000000008/WNR.24169579.PMID: 4047298;PMCID: PMC<>.

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24169579/

 

 

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