皆さまこんにちは。石川です。
夏が好きな私でしたが猛暑日が続き流石にバテ気味です💦
日々熱中症のニュースを耳にしますが気をつけないといけないですね。
高齢の方は特に水分補給をなかなかとらない方が多いので心配です。
5月から始まったクリニックとの合同企画の健康セミナーですが、7月の内容は脱水症と熱中症のお話しでした。
私達の体の半分以上は水分でできて、この水分は「体液」と呼ばれ体にとって大切な役割を担っています。
体液は主に「水」と電解質(塩分など)でできています。
体重の2%以上の体液が失われると脱水症に陥り、症状は微熱や口渇感、尿や発汗の減少などがあります。
高齢者が脱水症になりやすい原因は体液をためるタンク(筋肉)が少なく飲んだり食べたりする量が減っているのも原因で、更にのどの渇きや暑さになかなか気がつきにくくなる為だそうです。
喉が渇いていなくてもこまめに水分補給を摂るように心がけましょう。
脱水症のチェック法をお伝えします。
①握手してみる 手が冷たければ疑わしい
②ベロを見せてもらう 乾いていたら疑わしい
③皮膚をつまんでみる 皮膚がつままれた形から3秒以上戻らなかったら疑わしい
④親指の爪の先を押してみる 赤みが戻るのに3秒以上かかれば疑わしい
⑤わきの下を確認する 乾いていたら疑わしい
少しでもおかしいと思ったらチェックしてみましょう
脱水症の対策には規則正しい食生活と水分補給が必要です。
体に入ってくる水分は飲料水からだけとるのではなく水分が多く含まれる野菜や果物などは夏の脱水症対策に適しているので積極的にとりましょう。
めまいや立ちくらみ こむら返りの様な症状で意識障害がない場合は涼しい場所での休憩をし、身体を冷やし経口補水液を飲みましょう。
頭痛や吐き気、倦怠感があり判断力や集中力の低下があった場合は医療機関での診察が必要です。
いざという時には素早い対処が必要なので経口補水液を買い置きしておくと安心ですね。
しっかり食べて寝て、適度に運動をして、この夏を乗り切りましょう!
そしてクラブに来る際も日傘や帽子をかぶりしっかり対策をして来館してくださいね。
8月の健康セミナーは31日に行います。
先生の為になるお話しが聞けますので是非ご参加お待ちしております。
済生会横浜市東部病院患者支援センター長兼栄養部長医学博士 谷口英喜
監修 脱水症&熱中症資料参照
ab59a50a8c26cf4354f6dfd85fc4a189.pdf (kumagaya-ph.or.jp)