こんにちは。
メディカルフィットネスクラブ武蔵境の中村です。
先日、夏祭りに行きました!
子供はかき氷のシロップかけ放題のお店でレインボーかき氷を作っていました。
とても楽しそうにして、私まで笑顔になりました。
さて、突然ですがご自分やお子さんの幼少期を思い出してみてください。
夏休みの宿題をやる時、何時頃に取り組んでいたか覚えていますか?
「日中」や「夜更かしをして」など人それぞれだと思いますが、脳が活発に働くタイミングで宿題に取り組めば効率良くできると思いませんか?
今回は勉強や大事な決断する時にオススメのタイミング「脳が活発に働く時間帯」についてお話いたします。
結論からお話すると「脳は起床してから1~2時間後に活発に働く」と言われています。
主な理由を以下にまとめてみました。
①睡眠慣性 (Sleep Inertia)
睡眠慣性とは、睡眠から覚醒した直後に感じるぼんやりとした状態や、認知機能の低下を指します。
多くの研究で「起床直後の睡眠慣性は15~30分程度続く」ことが示されていますが、完全に解消されるには最大で2時間かかる場合があります。
この期間が過ぎると脳の反応速度や注意力が回復し、認知パフォーマンスが向上します。
②コルチゾールの役割
コルチゾールはストレス反応やエネルギー代謝に関与するホルモンであり、通常は朝方に分泌量が増加します。
これを「コルチゾールの目覚め反応 (CAR: Cortisol Awakening Response)」と言い、起床後30~45分でピークに達します。
コルチゾールは「脳の覚醒を助け、注意力や集中力を高める効果がある」ため、このタイミングで脳が最も活発になると考えられています。
③脳波の変化
起床後、脳波も徐々に変化します。
特にアルファ波(8-13Hz)やベータ波(14-30Hz)という覚醒時に見られる脳波の活動が増加します。
これにより脳は目覚めてから徐々に活発な状態に移行し、1~2時間後には最も高いパフォーマンスを発揮することができる状態になります。
以上のことより、起床してから1~2時間後に脳が最も活発に働くと考えられています。
また、午後にも脳の働きが活発になる時間帯があります。
昼食後に一時的に眠気を感じることがありますが、その後、午後2時~4時頃にかけて再び集中力が高まることが多いとされています。
これらの時間帯をうまく活用し、効率よく物事に取り組んでみてくださいね。
皆様のご来館をお待ちしております。
健康管理・身体管理で不安がある方や、ご不明な点がある方は、気軽にご相談くださいね。