武蔵境ダイアリー

メディカルフィットネスクラブ武蔵境/ヴァリュウスイミングスクール

身体に必要な脂肪“オメガ3脂肪酸

こんにちは。

メディカルフィットネスクラブ武蔵境の中村です。

我が家には小さいですが雛人形を飾っています。

気づくと子供がお雛様の扇で遊んでいるので「壊さないでー!」とヒヤヒヤしますが、壊れたとしても良い?思い出になるのかなぁーなんて思いました。

でも本音は壊さないでほしいです(笑)

 

さて、今回は身体に必要な脂肪についてお話いたします。

“脂肪”と聞いて何を思い浮かべますか?

「食べ過ぎたから脂肪がついたかも」「たんぱく質は多めに摂るけど、脂肪は控えるようにしている」「病院で内臓脂肪が多いと注意された」など、脂肪はマイナスイメージがあるかもしれません。

しかし脂肪は①エネルギー源②細胞の成分③ホルモンの分泌などに関わり、生命活動には重要なものです。

特に必須脂肪酸という「体内で合成できない脂肪酸(脂質を構成する成分)」は食事から摂取する必要があります。

脂肪酸は1種類ではなく、様々なものがあるのですが、今回は“オメガ3脂肪酸”に注目したいと思います。

 

オメガ3脂肪酸は健康に良いと言われています。

①血中の中性脂肪を減らし、動脈硬化のリスクを低下させる。

②炎症を抑制する働きがある。(免疫機能)

③認知機能や記憶力の向上に効果があると考えられている。

その他に、最近では「筋肉の減少を防ぐ効果がある」という報告もあります。

ぜひ、お食事から取り入れたい栄養素ですね!

 

オメガ3脂肪酸は何に含まれているかというと“魚や甲殻類などの海産物”に多く含まれています。

EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)という単語を聞いたことがある方は多いと思いますが、これらはオメガ3脂肪酸です。

他にはα-リノレン酸があります。

これは“えごま”や“亜麻仁”など植物由来の油に含まれていて、ドレッシングやヨーグルトに入れるなど、高温調理に使用しない方が栄養価が保たれます。

我が家では魚を食べる方が子供も摂りやすいので、サバ、イワシ、鮭などを食べることを意識しています。

ご自分の食事スタイルに合わせて摂取してみてくださいね。

油の摂りすぎは健康に害をもたらすこともありますが、「敵ではないよ」ということをご理解いただけたなら嬉しいです。

 

皆様のご来館をお待ちしております。

健康管理・身体管理で不安がある方や、ご不明な点がある方は、気軽にご相談くださいね。

 

参考:原馬 明子, 守口 徹, 筋組織におけるオメガ3系脂肪酸の役割, オレオサイエンス, 2022, 22 巻, 7 号, p. 343-348, 公開日 2022/07/07, Online ISSN 2187-3461, Print ISSN 13458949, https://doi.org/10.5650/oleoscience.22.343, https://www.jstage.jst.go.jp/article/oleoscience/22/7/22_343/_article/-char/ja

 

 

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