皆さんこんにちは。
メディカフィットネスクラブ武蔵境の菊池です。
本日は「肋骨まわりをほぐそう」というお話です。
以前も肩周りの動きを良くするために
肋骨をほぐしましょうというお話をしました。
共通する内容もありますが
今回はどちらかと言えばリラックスを目的としたお話をします。
肋骨まわりは上半身の動きに大きく関わっていますが
実は自律神経にも関わりが深い場所です。
例えば心臓や肺(呼吸筋)がありますね。
これらは自律神経の影響を大きく受けます。
緊張すると胃が痛くなるという現象があるように
鳩尾周辺も敏感に反応する場所です。
肋骨周辺は、慢性的なストレスや疲労で緊張しやすく
固くなりやすい場所なんです。
自覚が無くても固まっている場合がありますので
気にかけてあげることが大事です。
基本的に、普段使えていない場所は固さや痛みが出やすいです。
例えば、呼吸が浅い人は肋骨上部や横隔膜のあたり
肩が動かしづらい方は、脇や背中が痛いかもしれませんね。
緊張しやすい方は胸の中央部や鳩尾が固くなりやすいです。
では実践です。
肋骨周りの固さをチェックする方法とほぐす方法は
同じ要領で出来ます。
やり方は、肋骨の骨と骨の間に指をあて
中心~外側にかけて軽く押していきましょう。
肋骨上部から順番に触っていき、痛みや固さを感じる部分があったら
少し丁寧に押していきます。(やりすぎには注意)
肋骨は前面だけでなく、脇や背中にもありますので
手が届く範囲で良いので全体的に押していきましょう。
また、鳩尾や横隔膜の周辺も指を入れた状態で
呼吸をすることでほぐすことができます。
参考画像
いかがでしょうか。
こんなところが痛い?ということもあるかもしれません。
押したあとすぐでも、呼吸がしやすくなったり
身体の動きがよくなったり、気分が落ち着くということもあります。
いつでも出来るケアで即効性もありますので
気がついたときにおこなって見てください。
本日は以上です。ありがとうございました。