皆さんこんにちは。
メディフィットネスクラブ武蔵境の菊池です。
本日は膝痛についてのお話しです。
膝の悩みというのは、加齢に伴い多くの方が抱える問題です。
膝の痛みがあると、運動はもちろん日常生活も億劫になります。
動くことがストレスになるだけでなく
活動量が減ることで他の身体の不調が生じたりもするので
心身ともに悪循環に陥ることもあります。
膝が痛くなる原因のひとつに
他の部位の代償運動を膝でおこなっている、ということがあげられます。
膝というのは縦方向の動きに強く、重さを支える構造なので
本来、複雑な動きには適していません。
複雑な動きは、足首や股関節が役割を担っています。
しかし、足や股関節の周辺にある筋肉の動きが悪い状態だと、
あらゆる動きを膝で補おうとします。
膝にとって適していない負荷がかかる、そんな使い方を続けることで
ひざ痛に繋がってしまうのです。
つまり、膝の痛みを取りスムーズな動きを得るためには
足元・太もも・お尻をケアすることが必要ということです。
また、膝を固めないということも大事ですね。
膝痛を治すのに特別なストレッチをする必要ありません。
学校やクラブで習うような基礎的なストレッチで構わないので
固まらないように日々続けることが大事です。
特に座り仕事をしている方は、もも裏やお尻が固まりやすいので
定期的にストレッチしたいところです。
今回ひとつご紹介する体操は「その場でゆるゆる屈伸」です。
脚は肩幅と同じぐらいで立ちます。
軽く膝と股関節を落とし、上下にかくかくと揺ゆらすだけでOK。
*膝はつま先より前に出ないようにして下さい。
こちらは伸ばしたりするストレッチではなく
膝と股関節の緊張を取り、血流を促し、固くしないための運動です。
下半身全体でおこなう貧乏ゆすりと思ってください。
上半身もゆるゆるにしておこなうことで
首や肩、背中もリラックスさせることができます。
20秒もやれば血が巡り、全身ポカポカしてきますよ。
いつでもその場で出来ますので、ぜひ試してみてくださいね。
本日は以上です。ありがとうございました。