皆様、こんにちは。
メディカルフィットネスクラブ武蔵境の菊池です。
本日は「健康維持の為の負荷」についてお話しようと思います。
まず、トレーニングでは過負荷の原理、漸進性の原則を基本に計画を組み立てていくことになります。
言葉を分解していくと、
漸進性とは「徐々に、ゆっくりと進む」
過負荷とは「電気工学用語で、許容量以上の負荷がかかること」
を意味しています。
要は、「ゆっくりと負荷をあげていきましょう」という事ですね。
ではその負荷、健康維持の為には、どれくらいが丁度いいのでしょうか?
健康維持の為であれば身体にとっては普段よりちょっと負荷がかかれば問題ありません。無理して限界までやる必要はなく、「キツイな」というところで辞めても良いわけです。
基本的に、人間の身体は受けたストレス(負荷)に対して身体を強くして対抗しようとします。
例えば、現在の身体のストレス(負荷)耐性の値を100だとします。
受けるストレスが60以下の場合、衰えていく可能あり。
受けるストレスが61~100の場合、現状維持。
受けるストレスが101~110の場合、ストレスに対抗しようと身体が成長する。
受けるストレスが111以上の場合、ストレスが強すぎて身体を損傷する可能性あり。
といった具合で、ストレスが無いのも過度なのも良くないわけです。
数値は例なので、ご自身の「楽だ、丁度いい、キツイ」などの感覚を大事にしてください。
無理して限界まで追い込むと筋肉や関節を痛める可能性が高くなります。特に、関節は一度損傷するとなかなか治りません。筋肉でちゃんと支えられる(フォームを維持できる)負荷を扱いましょう。
疲労がある時、元気に満ちている時、身体の状態は常に一定ではありません。回数や重量にこだわり過ぎず、自分の感覚に意識を傾けて運動してみてください。
つい頑張りたくなりますが、健康の為には運動も程々が良いですよ、という話でした。
本日は以上です。読んで頂きありがとうございました。
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