皆さんこんにちは。
メディカフィットネスクラブ武蔵境の菊池です。
本日は「ヒートショックプロテイン」についてのお話です。
こちらのヒートショックは冬場の寒暖差で起こる現象ではありません。
ヒートショックプロテイン(以下HSP)は
私たち人間だけでなく、殆どの生物が持ち合わせており
過酷な自然環境から細胞を守り、修復するための機能だと言われています。
様々なストレスに対処するためにHSPにも種類があります。
私たちに身近なところですと
運動や熱といった刺激で反応することが分かっています。
HSPがもたらす効果
・疲労回復
・治癒促進
・睡眠の質改善
・美肌効果
・運動パフォーマンスの向上
私たちにとって嬉しいことばかりですね!
HSPを活性化させるために
まず、簡単な方法が「入浴」です。
具体的には40~42度の湯に20分ほど浸かることで
1~4日のあいだHSPが高まり、身体がストレスに強い状態になります。
湯船や温泉につかると免疫が上がる・睡眠の質が上がる、肌が整う、などは
HSPの効果も影響していると言えます。
最近はシャワーだけで済ませる人も多いようですが
週に2回ほどは熱めのお湯に浸かると良いかもしれません。
運動も同じようにHSPを活性化させます。
運動を習慣にすると、メンタルヘルスの向上や免疫の向上が見られますが
それにはHSPが関わっていると言われています。
こちらは30分/日を2週間ほど継続するとHSPが有意に増加するとのこと。
昔は生活そのものが肉体労働でHSPの活性化をしやすい環境でしたが
現代の生活は活動量が減少しているため、意識して運動をおこない
HSPの活性を促すことが必要ではないか、と考えられています。
そして今紹介した「温める」と「運動」を合わせると更に効果的になります。
- トレーニングに向け予め温める
目的のトレーニングがある場合、その2日前に加温をしたところ
出力や運動の継続時間が向上し、疲労物質の増加が抑えられる。
- トレーニング後に温める
トレーニング後に加温する、これを2週間続けると最大筋力の増加や
疲労物質の抑制が有意に見られた。
どちらも非加温群より有意にパフォーマンスが上がり、疲れにくくなったとのこと。
最近疲れやすい、回復が遅い、もっと力を発揮したい
そういった方はHSPが活性化するよう
身体を温めること+運動を心掛けてみてはいかがでしょうか。
本日は以上です。ありがとうございました。
参考文献
マイルド加温、運動によるヒートショックプロテイン(HSP70)の誘導とストレス防御
伊藤要子、山田芳彰、本田靖明
